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News 07.25.2019 Thursday

VISITSが総額約22億円調達。官公庁及び大手60社と共同でイノベーションテックの研究開発を加速。

VISITS Technologies株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本勝、以下、「当社」という)は、未来創生2号ファンド、株式会社電通、第一生命保険株式会社、グローブアドバイザーズ、パーソルホールディングス株式会社、シニフィアン及び複数の個人投資家を引受先とする第三者割当増資等により、総額約22億円を調達いたしました。累計調達額は約36億円となります。

今回の資金調達により、当社の特許技術でもあるコンセンサス・インテリジェンス技術(以下、「CI技術」という)のさらなる研究開発、およびCI技術の社会実装を加速していきます。
さらに、官公庁及び大手約60社が参加するイノベーションテック・コンソーシアム(弊社主催、以下、「コンソーシアム」という)を通じて、CI技術を活用したイノベーション創発の共同研究を行うと同時に、社会に対するイノベーションテックの普及、啓蒙活動を行っていきます。
1.背景
政府が提唱するSociety 5.0で描く未来では、あらゆる領域の知識や情報が共有され、新しい価値を産み出すためのイノベーションがより欠かせない存在となってきています。一方で、イノベーション創発のプロセスが科学的アプローチにより解析され、その知見が世の中に共有される事はほとんどなく、「イノベーションを科学することは不可能である」という認識がむしろ一般的でさえあるように思います。
2.イノベーションテックとは
このような中、私たちは「イノベーションは科学でき、誰でも起こせるようになる」というビジョンの下、イノベーション創発の研究開発を行い、「イノベーションテック」という新たな技術分野を確立してきました。具体的には、CI技術を活用して事業アイデアの定量化を行う「ideagram」やイノベーション組織分析エンジン「visiongram」をはじめ、その後の事業性評価に至るまで、イノベーションの創発プロセスをワンストップで科学的にサポートしています。

3.コンソーシアムについて
私たちは、これまでの研究活動で蓄積した知見の共有の場、さらなる研究活動の場として、官公庁及び大手約60社が参加する「イノベーションテック・コンソーシアム」を2019年4月に設立しました。日本がイノベーション大国として再び世界におけるプレゼンスを高められるよう、企業のイノベーション創発を科学的アプローチにより支援していきます。

4.今後について
今回の資金調達により、プロダクトの開発体制を強化し、事業展開スピードを加速させます。
また海外戦略として、これまでもシリコンバレーとシンガポールを拠点にマーケティング活動を行ってきましたが、今後は現地企業とのパートナーシップを強化すると共に、各拠点での人材採用も積極的に進めていきます。
VISITS Technologies株式会社
代表取締役 松本勝

※コンセンサス・インテリジェンス技術とは
コンセンサス・インテリジェンス技術(CI技術)とは独自の合意形成アルゴリズムにより、AIでは解決不可能な「教師データのない『定性的な価値』を定量化できる技術です。これにより、これまで定量化できなかった人の創造性やセンスといった「感覚的資産」を全て客観的に定量化し、ブロックチェーン技術と組み合わせて流通させることで、新たな「価値経済」を創造することが可能になります。

【企業概要】
設立   :2014年6月
資本金  :30億3千万(資本準備金含む)
所在地  :  東京都千代田区丸の内2-3-2 郵船ビルディング2F
事業内容 :「創造性を科学し、世界中の誰もが社会価値創造に貢献できるエコシステムを構築する」をミッションとし、合意形成アルゴリズム「コンセンサスインテリジェンス技術」を活用した様々なプロダクトの企画・開発・運営

コーポレートサイト:https://visits.world

■本件に関するお問い合わせ先■
VISITS Technologies株式会社 広報担当 info@vis-its.com

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