■「デザイン思考テスト」とは
日米で特許取得済みのアルゴリズム技術により、DX推進に必要な「課題発見力」「データ活用力」「ビジネス構想力」をデザイン思考スコア®︎として客観的に算出します。現在、「DXクラウド」として、同スコアの経年変化の「見える化」を通じDX人材の育成状況を可視化、更に他社の平均スコアと比較することで、自社の相対的な立ち位置を確認することもできます。既に大手総合商社やコンサル、大手電機メーカー等、200社以上で、採用や人材育成領域を中心に導入され、月間2万人以上が受検しています。なお、デザイン思考テストは日本マイクロソフト、ソフトバンク、Facebook Japanなどと共に発足した『IDEACTIVE JAPAN PROJECT』に技術提供されています。
デザイン思考テスト開発者によるプログラム「イノベーションを起こす人材になるための思考法」を通じ、価値観が異なる学生同士が新規事業創造を体験
VISITS Technologies株式会社(所在地:東京都千代田区、代表:松本勝 以下、VISITS)は、9月22日に早稲田大学、慶應義塾大学と合同でワークショップを企画・実施し、企業向けに展開を行う独自のイノベーション創造プログラムを提供しました。本プログラムの提供を通じて、これからの社会で必要とされるデザイン思考力の若年層への普及および未来のDX人材の育成を目指します。
■早慶合同ワークショップ実施の背景
VISITSは「創造性を科学し、世界中の誰もが社会価値創造に貢献できるエコシステムの構築」というミッションに取組む中で、創造力やセンス等を定量化する独自技術が搭載された「デザイン思考テスト」を展開しています。学歴や答えのあるテストでは判断が難しい、課題発見・解決力すなわち「デザイン思考力」を数値化するアセスメントとして、同プロダクトは、就職活動における企業導入が進み、月間約2万人の学生が受検をしています。就職活動における新たな指標作りを目指す一方、実際に「デザイン思考力」とはどのようなものかのきっかけとして各大学と合同で本ワークショップの実施が決定されました。
■ワークショップ概要
本ワークショップは早稲田大学と企画・実施を行った基礎編(6/28)、実践編(8/9)に続く、第3弾として、慶應義塾大学と合同で半日にわたるプログラムとなります。
早慶合同企画
デザイン思考テスト開発者から学ぶ「イノベーションを起こす人材になるための思考法」
2022年9月22日(木)13:00~18:00
<実施概要>
1.デザイン思考フレームワークの学習
2.早慶混合チームでのアイデア創出グループワーク
3.グループ発表および講師からのフィードバック
4.デザイン思考を活用している企業の取組紹介、担当者との交流(*1)
*1参加企業は業界の異なる2社に事例をご紹介いただきました
<早稲田大学キャリアセンターのコメント>
変化の激しいこれからの社会においては、目に見える課題を解決していく力だけでなく、多くの人 が解決してほしいと感じる課題を見つけ、そのソリューションを提案していく力が求められています。 課題発見力・アイデア発想力は天賦の才と考えられがちですが、「デザイン思考」という考え方の学習と訓練によって、鍛えることができる可能性があります。人生100年時代、「どこに勤めるか」よりも「何ができるのか」が問われる時代を生きていく学生にとって、デザイン思考は強い武器となることと思います。 本イベントでは、デザイン思考を鍛える機会としてデザイン思考のフレームワークの学習と実践を行いました。早稲田大学・慶應義塾大学、文系・理系、学部生・修士生など、多様なバックグラウンドのある学生同士で行うことで、より一層の学習効果を期待していましたが、その期待以上に、安易な課題解決案とは全く異なる、新しいと感じさせるアイデアのある発表に到達していたことがとても印象的でした。講師が適宜学生の発想を促すための問いかけをし、また、発表に対するフィードバックをしてくださったことで、学生のデザイン思考力を1ランクも2ランクもアップさせることができ、 イベントに対する学生満足度の高さにつながったと感じております。講師を担当くださった代表取締役の松本様をはじめ、VISITS Tecnologies 株式会社の皆様に、心より御礼申し上げます。
<慶應義塾大学理工学部学生課キャリア支援オフィスのコメント>
戦後の日本はものづくり立国・技術大国として躍進して一時期は世界をリードする立場でした。し かし、21世紀に入ってからその立場が大きくゆらいでいます。これからの日本を明るく活気づけていくためには、古い考え方から脱却して多様なイノベーションを生み出せる若い人材育成が急務で す。本ワークショップでは、未来有望な早慶の学生たちが、これから伸びゆく企業に真に必要とされ ている、共感・問題定義・アイデア創造などを含むデザイン思考プロセスを実体験として学ぶ機会を いただきました。多様な立場やバックグラウンドをもつ学生たちが混じり合い、共鳴し合い、時に悩 みながらもユニークで新しいアイデアを創造していく様子は、とても頼もしく、学生たちが活躍する 未来が明るいものであることを予感させるものでした。今回および今後のVISITS Tecnologies 株式会社・早稲田大学・慶應義塾大学のコラボレーションが次世代のリーダーたちを生み出すきっかけと なることを大いに期待しています。本イベントの企画・運営に携わっていただいた関係者の方々に深く御礼申し上げます。
<参加学生のコメント>
「デザイン思考のロジックのところは大変分かりやすく理解も進みました。一方で、その仕組みを実用することの難しさも感じました。何にしても継続的に取り組む重要性を再確認出来ました。ありがとうございました。」(早稲田大学政治経済学部3年)
「大きく分けて2点の学びがありました。1点目は、デザイン思考について、その内容や社会での実用例など、デザイン思考の社会生活に結びつく価値を学べたことです。2点目は、他学生との交流です。自身が理工学部ということもあり、研究に没頭する一方他の環境にいる人たちと交流する機会が少なかったのですが、本イベントによって、学部や大学の異なる人たちと交流することができました。本日は貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。」(慶應義塾大学理工学部4年)
<VISITS Technologies 代表取締役 CEO 松本 勝のコメント>
私たちは「創造性を科学し、世界中の誰もが社会価値創造に貢献できるエコシステムを構築する」というミッションの下、「デザイン思考テスト」をはじめとするイノベーションテック・サービスを展開しています。終身雇用が当たり前ではなくなった変化の激しい現代社会において、本質的な課題を発見し、解決策を導きだす「デザイン思考力」を身に付け、様々な領域における変革を一人ひとりが起こすことが必要不可欠だと考えています。これらの能力は学び、繰り返し鍛えることで早期に習得できることから、早稲田大学、慶應義塾大学と手を取り、未来のイノベーター創出に向けて本取組が実施されました。今後も継続的に「デザイン思考テスト」や、独自の学習プログラムを社会に発信することで、一人ひとりの可能性を最大化し、日本のイノベーションを加速させていきたいと考えています。
VISITSは「デザイン思考テスト」の更なる開発・展開及び大学との連携を強化することで、未来のDX人材を育成し、一人ひとりの創造力が社会の価値に繋がる世の中を目指します。
■「デザイン思考テスト」とは
日米で特許取得済みのアルゴリズム技術により、DX推進に必要な「課題発見力」「データ活用力」「ビジネス構想力」をデザイン思考スコア®︎として客観的に算出します。現在、「DXクラウド」として、同スコアの経年変化の「見える化」を通じDX人材の育成状況を可視化、更に他社の平均スコアと比較することで、自社の相対的な立ち位置を確認することもできます。既に大手総合商社やコンサル、大手電機メーカー等、200社以上で、採用や人材育成領域を中心に導入され、月間2万人以上が受検しています。なお、デザイン思考テストは日本マイクロソフト、ソフトバンク、Facebook Japanなどと共に発足した『IDEACTIVE JAPAN PROJECT』に技術提供されています。
デザイン思考テスト:https://design-thinking-test.com/
IDEACTIVE JAPAN PROJECT:https://www.ideactive.jp/