〜進化したAI技術により日本企業の変革をさらに加速〜

VISITS Technologies株式会社（代表取締役社長：松本勝、以下VISITS）は、企業向けプロダクト「VISITS forms」に、日本マイクロソフト株式会社（本社：東京都港区、以下日本マイクロソフト）の生成AIサービス「Azure OpenAI Service」を組み込み、企業の変革を力強くサポートするAI機能をアップデートしました。この連携により、社内外の膨大な情報を瞬時に分析し、要約・分類することで、意思決定のスピードと精度を劇的に向上させる新たなソリューションを提供します。

VISITSは、日本マイクロソフトとの協力を通じて、AI技術を駆使した日本企業の変革をさらに加速させます。すでに、日本マイクロソフト社内でも「VISITS forms」が導入され、戦略策定や社員のビジョン浸透を目的に活用いただきました。

■「VISITS forms」の概要と進化

「VISITS forms」は、社員の声を収集し、独自のAI技術(日米特許)で共感を生む戦略やビジョンを可視化する企業変革ツールです。「Azure OpenAI Service」を導入したことで、分析結果画面における各回答の自動要約や分類が実現し、参加者はより効率的に結果確認や議論ができるようになりました。また、AIが生成したペルソナを基に回答を自動生成する機能も搭載し、少人数でのアイデア出しやバイアスの排除にも対応しています。

■背景と期待される影響

日本の大企業は、意見の取りまとめや社内調整に時間がかかり、意思決定のスピードが遅れることが課題とされています。「VISITS forms」は、こうした課題を解決するため、独自AI技術を活用してあらゆる情報を並び替え、重要な意見を可視化することで、意思決定のスピードを飛躍的に向上 ※1) させます。経営・マネジメント層も現場も、信頼性の高いデータに基づいた意思決定が可能になり、これが日本企業の国際競争力向上に繋がると考えています。

※1）某大手メーカー様の導入事例では戦略立案・事業選定における意思決定スピードが6倍に

■日本マイクロソフトでの利用　

日本マイクロソフト社内においても、社員のビジョン浸透や戦略策定を目的として「VISITS forms」を利用いただきました。2024年6月、エンタープライズサービス事業本部において、部門のチャーター（≒目的やVISION）をメンバーに自分ごと化してもらう目的で、「VISITS forms」を活用したワークショップが実施されました。AIを活用した効率的な議論とスムーズな結果確認により、2時間という短時間で充実したディスカッションが行われ、参加者全員が具体的なアクションに繋がるビジョンを描くことができました。

【実施結果】

・数値化された重要なアイデアにフォーカスするため、短時間でも効率的な議論ができた。

・AI要約やクラスタリング機能を活用することで、すぐに結果が確認でき、マッピングの際にアイデアを書き出す作業もスムーズだった。

・参加者は改めてグループチャーターについて考えディスカッションすることで、当事者意識を持って捉え、具体的なアクションまでイメージすることができた。

■Azure OpenAI Service について

OpenAIの技術をMicrosoft Azure（以下Azure）のクラウドサービスと組み合わせた企業向けサービスです。自然言語処理や文章生成など複数の生成AIモデルをAzureクラウドプラットフォーム上で利用することができます。Azureの基準に則って厳密に管理されており、入力したデータが言語モデルの学習のために使用されることはないため、高度なセキュリティ環境で運用することができます。

■各社からのコメント